2011年3月18日金曜日

震災に対する活動、取り組み (1)

3月11日に起こった東北地方太平洋沖地震に関して、非常に心を痛めております。

ここニューヘイブンに在住している日本人もイェール大学関係者を中心として、日本で被災された方、日本にいる家族や友人、同僚を思い、自分たちに何かできないかについて日々アイデアを出し合っております。

具体的には、各種講演会やイベントを開催し、募金活動を行うことの企画が進められています。あわせて、震災に対して私たちができることをディスカッションするメーリングリストも立ち上がりました。これはイェール大学関係者だけではなく、広くコネチカット州や近隣エリアの日本人の方とも連携していくことを目的としています。

こちらのブログでも、現在決まっている活動で、私たちが把握している情報を随時アップしていきたいと思っております。

イェール大学では、大学が公式に日本支援の取り組みを素早く開始してくれました。
取り組みの内容については、公式サイト”Yale Relief Efforts” (http://relief.yale.edu/)をご確認下さい。支援金の受付を中心に、その他、総長からのメッセージ、各種チャリティーイベントの内容が掲載されています。どうぞ周りの方に周知していただければ幸いです。

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現在決まっている活動:

【大学による公式なイベント】
*セミナー(義援金を募る予定。) 
東アジア研究・Yale東大イニシアティブ共催のワークショップ。
"Earthquake, Tsunami, and Nuclear Crisis: Analyzing Disaster
in Japan"
日時:324日(木)午後6時から8
場所:Yale University, Loria Center Auditorium, 190 York Street, New
Haven, CT

http://pantheon.yale.edu/~js454/march24.pdf
Symposium: Earthquake, Tsunami, and Nuclear Crisis: Analyzing Disaster
in Japan
On March 11th, a magnitude 9.0 megathrust earthquake struck off the
coast of northern Japan. In the quake and the ensuing tsunami,
thousands have lost their lives and more are stranded without help.
The ensuing failure of the cooling systems at the Fukushima Nuclear
Power Plant have led to an unprecedented challenge for Japan. This
panel discussion, moderated by Jun Saito, Assistant Professor of
Political Science at Yale, reviews special features of the disaster,
analyzes what went wrong in the nuclear power plant, and investigates
the implications for the future of Japan and the world. Following the
panelist presentations, there will be a discussion of what the Yale
community can do for disaster relief and prevention, as well as a
candlelight vigil for victims and their families on Cross Campus at
8:30 PM.
Date: Thursday, March 24, 2011
Time: 6:00 pm -  8:00 pm
Place: Yale University, Loria Center Auditorium, 190 York Street, New
Haven, CT
Panelists
Shun-ichiro Karato (Adolph Knopf Professor, Department of Geology and
Geophysics, Yale University)
Yoji Koda (Senior Research Associate, Harvard University, Formerly
Commander of the Self Defense Fleet in Japan)
Yasuhiro Matsuda (Associate Professor, Institute for Advanced Studies
on Asia, The University of Tokyo)
Jonathan Schell (Distinguished Visiting Fellow,Yale Center for the
Study of Globalization)
Kotaro Tamura (Research Associate, Harvard University, Former Chair of
Infrastructure Committee, House of Councillors in Japan)
Moderator: Jun Saito (Assistant Professor, Department of Political
Science, Yale University)
Sponsors
Council on East Asian Studies at Yale University
Yale-Todai Initiative
The University of Tokyo
Office of International Affairs
Office of International Students and Scholars
Japanese American Student Union
Disaster relief donations will be collected at the event.
Candlelight vigil for victims and their families follows event at 8:30
PM on Cross Campus

*326日(土)午後8 時からWoolseyホールにて、Bach Collegium Japan の鈴木雅明氏によるコンサート。
Special Performance to Benefit Yale's Relief Efforts for the Japan Earthquake
Bach Collegium Japan
Masaaki Suzuki, artistic director and conductor
Saturday, March 26 | 8 pm
Woolsey Hall (corner College and Grove)
http://www.yale.edu/ism/events/BCJ2011.html
"All proceeds from ticket sales and donations received at the performance will be forwarded by Yale to the Red Cross-Japan Earthquake. "
       チケットは317日午後の段階ではまだ入手可能。詳細は    

2011年3月10日木曜日

メトロ・タクシーの利用方法

今回はメトロ・タクシーの呼び方について、お知らせしたいと思います。

私はダウンタウンに住んでいますが、Union Station駅に急いで行くとき(Yaleのシャトルバスでは間に合わない場合)や、雪の日等にYale Healthに行く時、ダウンタウンのレストランやバーから帰りが遅くなってYaleのシャトルを呼んでも40分待ちと言われた時などに、メトロ・タクシーを利用しています。

番号は覚えやすく、「203-777-7777」(ニューヘイブンエリアの場合)です。

1.電話をかけると、まず、音声メッセージが流れます。("For immediate taxi request, press 1"というので、すぐに来て欲しいときは、「1」を押します。(現時点では、「1」ですが、サービス内容の案内が変更になる場合もあるので、ご確認下さい。)

2.最初は携帯電話番号を聞かれます。(二度目以降は、先方に表示されているのか、先方から、「あなたの携帯電話番号はxxx-xxx-xxxxね」と確認されます。)

3.今、どこにいるか聞かれます。(Where are you right now?)

4.どこに行くかを聞かれます。(destination?)

5.Passengerは何人かと聞かれます。

6.その後、「すぐにタクシーが行きます」と言われるか、「少し時間がかかります」等言われます。(雪の日は、40分待ってもタクシーが来なくて、結局キャンセルしたこともありました。)

7.タクシーが着くと、携帯電話が鳴り、自動音声メッセージの連絡が来ます。携帯電話が鳴ったときに受話しないと、タクシーは行ってしまうのでご注意下さい。

8、タクシーに乗る際に、一応、どこどこに行きますかと確認して乗ります。

9.乗った後は、たまに、"Cash or Credit?" (「現金で払うか、クレジットカードで払うか」)と聞かれます。

10.目的地に着いたら、表示金額プラス10-15%のチップを払います。

※日本のタクシーと違い、ドアは自動ではないので、自分でドアの開け閉めをします。


今までタクシーを呼んで驚いたことは、駅に行くためにタクシーを呼んだ際、タクシーの助手席に既に客が乗ってきたことです。不思議に思いつつも、迎えに来たメトロ・タクシーなので、とりあえず乗り、駅まで行きましたが、その女性客は、ずっと運転手と喋っていて、そのまま乗っていきました。(今思えば、その運転手の親戚か近所の友人だったのかもしれません。)

また、Union Stationでもタクシーを待っている際、たまに、助手席に既に人が乗っているケースがあります。研修生なのか、運転手の友人なのか分かりませんが、特に何も書いてなく、ちょっと気味が悪いので、そういう場合はパスをして、違うタクシーに乗っています。日本では、普通にタクシーを呼んで、運転手のほかに人が既に乗ってくるなんて、ちょっと考えられないことですね。
学生同士では、たまに、行先を聞き合い、同じ方向であれば、一緒に乗って行っている人も見かけます。
(ちなみに、Union Stationには、Yaleのシャトルバスも来ます。Yaleのシャトルバスが行く範囲内であれば、乗る際にイェールのIDを見せて、目的地を告げれば、家の目の前まで無料で送ってくれます。)


メトロタクシーについてはこちらをご覧ください:http://www.metrotaxict.com/index.htm

学生用のURide Safe Cardというサービスもあるようです:http://www.metrotaxict.com/studenttrans.htm

2011年3月8日火曜日

夜間のドア・ツー・ドアのイェール・シャトルバスの呼び方

イェール大学の殆どの学部・大学院は先週末から春休みに入りました。(ロースクールは、違うカレンダーを持っているため、今週いっぱいまであり、その後1週間の春休みに入ります。)

イェールのシャトルバスの乗り方については、以前もこのブログでご紹介しましたが、今回は、夜間(月曜日から日曜日、午後6時から午前7時30分)に利用できる、ドアー・ツー・ドアーのイェール・シャトルの乗り方について、以前のブログに若干、補足をさせていただきます。

私は、ダウンタウンに住んでおり、車も持っておりませんが、ダウンタウンに、食事やバーに行ったり、友人宅と自宅を行き来したりする時に、ドア・ツー・ドアのイェール・シャトルバスをよく利用しています。

歩けるような距離でも、ニューヘイブンは治安が悪いので、夜間はこのイェール・シャトルバス(ミニバス・ナイトタイム)か、ラインのイェール・シャトルバス(ブルーライン等、決まったバス停の間を巡回しているバス)、或いはメトロ・タクシーを呼ぶことをお勧めします。(メトロタクシーについては次回ブログでご案内致します。)

1.まず、下記参考URLにあるように、「203-432-6330」に電話をかけます。(注1)
    ※音声メッセージが流れ、ドア・ツー・ドアのサービスはその後、「3」を押しますが、サービス番号は変わるらしいので、音声をよく聞いてご確認下さい。

2.最初は、通常、ネットIDと携帯電話番号を聞かれます。(携帯電話番号は一回登録すると、二度目以降はネットIDだけで済みます。)

3.今、どこにいるか聞かれます。(Where are you right now?)

4.どこに行くかを聞かれます。(destination?)

(※3及び4では、正確な住所を言わなければなりません。例えば、Yale Healthだったら、55 Lock Street等。)

5.Passengerは何人かと聞かれます。ここで2名と言った場合は、2名より多い人数は乗せてくれません。

6.大体、「何番のバス」が、何分後に迎えに行くということを言われ、バスが近くに来た場合及び着いた場合、携帯電話に音声メッセージの連絡が来ます。

7.言われた番号のミニバスが到着したら、一応、どこどこに行きますかと確認して乗ります。
 人数が少ない場合は、ミニバスよりも小さいYaleのロゴ入りのVanのようなタクシーのような車が来ますが、乗る前に、セキュリティのために、車体についている番号を確認しましょう。

8.降りるときは、Thank youといって、降ります。(チップはもちろん払わなくてよい。)


詳細はこちらをご覧ください:http://www.yalesecurity.yale.edu/all.html#shuttle

(注1)メディカルスクールの関係者は、上記URLにあるように、月曜日から金曜日の午後5時から午前6時まで、メディカルスクール関係者用の別の電話番号があり、それを利用できるようです。
また、ロースクールは、ロースクールの正面玄関の前から30分おきに、North行きとSouth行きのバスが交互に来て(したがって、バス自体は15分おきに来ますが北行きか南行きかを最初に確認する必要あり)、行先を告げると、通常East Rock辺りの家まで送ってくれます。イェールのIDがあれば、このロースクールの目の前から発車するサービスも利用できるので、Sterling Memorial LibraryやBass Libraryで勉強して夜遅くなった場合は、これを利用するとよいと思います。(ダウンタウンにおうちがある場合は、たいていSouth行きです。)


その他参考:
以前のブログ記事

・夜間のドア・ツー・ドアのシャトルバス・サービス
「Yale Shuttle Minibus (night time)」:
http://newhaven-wifelife.blogspot.com/2010/08/yale-shuttle-minibus-night-time.html

・ラインのシャトルについて
「Yale Shuttle 情報」:http://newhaven-wifelife.blogspot.com/2010/08/yale-shuttle.html