2011年2月26日土曜日

Yale Glee Club 150th Anniversary concert


 短期間でしたが、お世話になったエール大学を後にしました。最後の記念に、たまたま行われていたグリークラブの150周年というコンサートを聞きに行きました。とても素晴らしい演奏だったのと、歴代のメンバーが勢揃いしてのコンサートに居合わせて、感じたこと等々をご参考までに投稿します。

 コンサートの開催されたホールは、大学の講堂であるWoolsey Hall。このクラッシックで荘厳なホールは1901年に大学創立200年を記念して建てられたとのことで、建築、内装による音響効果の素晴らしさを体験するだけでも一見の価値あり。ちなみにこのホールにあるパイプオルガン「Newberry Memorial Organ」はなんと世界一大きいものの一つだとか。先日のグリークラブの演奏会でもその音色を聞く事ができました!
 
 伝統あるGlee Clubをはじめ、全米で4番目に古いというNew Haven Symphony、また日本人指揮者で著名な島田俊行氏が音楽監督のYale Symphony Orchestra、 またYale Bandの拠点ということで、定期演奏会も開かれていますので、プログラムによってはパオプオルガンも聞けるのではないかと思います。特に日本人としては、島田氏は、現在アメリカのメジャーなオーケストラの音楽監督として活躍する唯一の日本人とのことで、身近に聞けるチャンスです!
 
 これまで学生のクラブ活動のコンサートに行ったことがなかったのですが、なかなかレベルが高くて十分楽しめるのと、何と言ってもアイビーリーグの大学の独特の愛校精神あふれる雰囲気は、こちらに滞在しているからこそ味わえることだな、と実感しました。
 
 イェール大学には、Music School、Drama Schoolなど文化的な学部も充実していますし、変わったところでは Divinty Schoolの宗教音楽学部もあるので、日曜日の教会のサービスでも素晴らしい演奏が聞けるので気軽にのぞいてみるのも良い経験になると思います。
 

 もちろんスポーツチームの応援に行くのは、こちらではとても一般的な娯楽でもあり、スポーツゲームは学生たちも盛り上がるので楽しい雰囲気を味わうには最適!今年は男子アイスホッケーが全米ナンバーワンになっているという快挙で、大学中が盛り上がっているので、応援に出かけると楽しいと思います。 

 ニューヘイブンにいる間に、時間を見つけて学生気分で盛り上がるのも良いのではないでしょうか。

2011年2月19日土曜日

Archie Moore's- Best Buffalo Wings!


コネチカット州の「ベスト・バッファローウィングス賞」(”Best Buffalo Wing” award)に輝き続けているバッファローウィングス(注1)で有名な場所といえば、"Archie Moore’s"
 
常に人々で賑わっている居酒屋で、ビールを片手にBuffalo Wingsを食べる・・・最高です!

BuffaloWings
を注文すると、セロリと、ブルーチーズクリームのディップ(Buffalo Wingsやセロリをつける)がついてきます。ブルーチーズが少々苦手という方は、Ranchソースのディップに代えることもできます(個人的にはRanchのほうが好みです)。

(注1)鶏の手羽を揚げて、赤唐辛子とバターのソースでからめた料理。ニューヨーク州のエリー湖畔にあるバッファローという町で誕生したと言われていることから、バッファローウィングスと呼ばれる。


Archie Moore’s: 188 1/2 Willow Street, New Haven
Fairfield • Milford • Wallingford • Derbyにもあるようです。

2011年2月6日日曜日

ニューヘイブンのケーキ屋さんLucibello's


日本人の方に、おいしいイタリア系のケーキ屋さんを教えて頂きました。
”Lucibello’s”というお店で、ニューヘイブンのダウンタウン辺りでは一番おいしいケーキ屋さんの一つと言われているところで、Wooster Squareがある、いわゆるイタリア人街にあります。

お誕生日会や各種イベント等、ケーキが必要になったときには、ここに電話してオーダーしています。
ホームページに載っている電話番号に電話して、ケーキの中身に入れる果物やクリーム、トッピング、ケーキに書いてもらうメッセージ等を伝え、指定された時間後に、歩いて取りに行きました。(オーダーメイドの場合は、できれば数日前から前日までに電話したほうがよいですが、前回は、当日朝、開店と同時に注文したら、もう午後1時には出来上がっていました。)
非常に分厚いケーキで、ホームページに書いてある人数よりも多い人数でないと消費しきれませんが、生クリームが非常においしくて気に入ってしまい、何度か注文しています。



そこで売っているクッキーも、アメリカンな甘いクッキーとは違い、イタリアンな素朴な味がして美味しかったです。

”Lucibello’s”: 935 Grand Avenue (corner of Olive St.)
http://www.lucibellospastry.com/
ダウンタウンの方から歩いていくと、少しさびれた感じのところを通っていくので、土日の人通りが少ない時や、暗くなってからはあまり歩きたくない道ですが、平日の日中ならば、人も車も比較的多いので徒歩で行っても大丈夫そうです。

価格リスト:

2011年1月31日月曜日

ハンバーガー発祥の店「LOUIS' LUNCH」



 古い街であるニューヘイブンには、発祥の地と称しているもの(ちなみに綿繰り機、ゴムタイヤ、コルク抜き、フリスビー、棒キャンデーなど)がいくつかありますが、アメリカ料理の代表であるハンバーガーを初めて作った店といわれる伝説の店が「LOUIS' LUNCH』(261-263 Crown St.)です。地元の人なら誰でも知っている全米ベストハンバーガートップ10にも数えられ、1895年創業として全米最も古い店リストにも堂々の殿堂入りというすごい店です。
 
 1900年に、とても急いでいた客が「走りながら食べられるように」と注文したところ、店主が焼いた牛肉のパテをトーストに挟んで渡したのが始まりということらしいです。
 
 まるでイギリスの片田舎にたたずむ店のような、こじんまりした一軒家で、扉を開けると、タイムスリップしたような古風な店内。カウンターで注文するのは合い言葉があるらしいですが、とにかくメニューはシンプルなので、迷う必要はありません。オリジナルバーガー(5ドル)とできればポテトサラダ(4ドル)を注文しましょう。キャッシュオンリーです。
 注文を受けて4代目店主が手ごねのハンバーグを、1897年から使っているという縦型のオーブンに挟んで焼いてくれます。少々待っていると、トマトとチーズとオニオンとともにトーストに挟まれて元祖ハンバーガーが出てきます。間違ってもケチャップを要求してはいけません。ということで、味は自慢するだけのことはありました!
 まだ食べていない方はぜひトライしてみて下さい!

http://www.louislunch.com/

2011年1月30日日曜日

HARNEY & SONS (お茶の専門店)

「こちらでまだおいしい紅茶に出会ったことがない!」という私を、友人がニューヘイブンから車で2時間行ったところにある紅茶専門店に連れて行ってくれました。アップステート・ニューヨークMillertonにある”Harney & Sons”(ハーニー&サンズ)です。最近、レストランやカフェで、時々「あ、この紅茶はおいしい!」と思ってティーバッグのブランドをみると、「Harney & Sons」と書いてあるので、実は気になっていたブランドでした。

ニューヘイブンから、Millertonに向かうために、途中、長い氷柱が垂れた、ジンジャーブレッドハウス風のニューイングランドスタイルの家々の間を通って高速にのりました。
高速道路からは、誰も足を踏み入れていない真っ白な雪の世界が広がっており、これがまさにWinter Wonderlandだと感動しました。

TorringtonLitchfieldの町を通って、 ちょうどニューヘイブンのダウンタウンを出てから2時間弱程度でMillertonの町に着き、お茶専門店Harney & Sonsに着きました。
ティーハウスの外観は水色の可愛らしい家です。中に入ってみると、食事処(5テーブル程)、ショップ、テイスティング・ルームがあり、それほど広くはなくアットホームな感じです。
ランチのメニューには、Chukadon(中華丼)や、Kazu’s dressing等、日本名がところどころにあるほか、本日のスペシャルに、vegetable tempura(野菜の天ぷら)があったので、「シェフの方は日本人ですか?」と聞いたのですが、そうではなかったようです。食事と共に、メニューが4頁にも及ぶ幅広いセレクションからお茶を選ぶことができます。

テイスティング・ルームには、大きなお茶の缶が沢山並んでいます。
まず、今日のスペシャルである、Earl Grey(アール・グレイ)を色の薄い順から3種類(Winter White Earl Grey, Earl Grey Viennese, Earl Grey Supreme)試飲した後、店員お勧めの中国茶を試飲しました。
本日のスペシャル-3種類のアール・グレイ
缶を店員に出してもらって好きなだけ匂いをかめるほか、ディスプレイされている大きな紅茶缶から一つだけテイスティングできるという仕組みです。私は10種類くらい匂いをかんでそのあと気に入った匂いの紅茶をテイスティングしました。そこでは、缶(tin)か封筒(envelope)でお茶を4oz.以上から買うこともできます。缶にはラベルを貼り替えることができるようだったので、ダメもとで「(買った)缶に、私の名前を入れてもらえるか」と尋ねたら、特別、ラベルを貼り替えて、シールで名前を入れてもらえました。中身はダージリンですが、紅茶の缶には、私の名前が入って、私専用の缶ができて嬉しかったです。
テイスティング。お茶の入れ方が面白いです。
コップに茶葉を入れ、お湯(※)を入れてから蓋をし、5分待ったあと、茶葉入りコップを
別のコップに入れます。
※ファーレンハイト温度では水の沸点が212°Fですが、
Black Teaの場合は、それよりも4度低い位の温度がちょうどよいそうです。
ショップには、紅茶、煎茶、ハーブティー、カフェインなしのお茶等数多くのお茶が並んでいます。そのほか、お菓子や紅茶のローション、香水、Harney & Sonsのロゴ入りグッズもありました。

米国に来て、おいしい紅茶に出会えてなかったので、ようやくお気に入りの紅茶に巡り合えることができ、よかったです。すっかりHarney & Sonsのファンになりました。

実はこのHarney & Sons、英国ロンドンのAfternoon Tea賞を受賞したこともあるそうですが、昨年(2010年)11月に日本上陸を果たしたようですhttp://openers.jp/culture/tips_eat/harney_sons.html 及び
ニューヨークでは、郊外のMillertonのほか、Sohoにもあるようです。
オンラインでも買うことができます。

ニューヘイブンでは、Atticusのカフェの一部の紅茶にHarney’s & Sonsがあります。

2011年1月26日水曜日

ニューヘイブン・グリーンの雪の彫刻

ニューヘイブンのダウンタウンに、「ニューヘイブン・グリーン」という広場があります。夏は芝生で覆われていて、野外コンサートが行われる場所なのですが、今は、深い雪で覆われています。
そこに、雪でつくられた顔の彫刻が出現したようです。下記の新聞記事によると、"Four-eyed snow genie"(4つの目を持つ雪の精霊)のようです。願い事をかなえてくれる精霊のようで、脇の看板には、「願い事は2つまで」と書いてあるそうです。

(写真は友人より提供)

米国北東部は、例年にない寒波が襲っているようで(先週日曜日は、-18℃にもなりました)、ここのところ、ずっと雪です。今日もワシントンDC、ニューヨーク、ニューイングランド、ボストンは大雪です。ニューヘイブンでは、雪が山盛りになっていますが、下記の記事にもあるように、どこに除雪した雪をためるのかが問題になっているようです。

記事:
http://newhavenindependent.org/index.php/archives/entry/snowstorm_parking_even_better_next_time/#When:16:34:15Z

2011年1月23日日曜日

イェール大学ロースクール (8)- 試験

イェール・ロースクールは、イェールの他の大学院と少し違う学期カレンダーを持っているので、春学期は、(今年は)明日から始まります。1月5日から19日までは、秋学期の試験でした。私自身は、(客員研究員なので)試験を受けていませんが、傍から見ていて、ロースクールにおける試験がどのようなものか書きたいと思います。

某授業の試験は、午前9時から午後1時まで、大教室にて試験(持ち込み可)。教授は、12月の秋学期最後の授業で、「試験では、私(先生のこと)の説を展開しても読んでいて面白くないので、できれば、オリジナルな説を展開して欲しい」と仰っていました。日本の法学部の試験では、多数説や有力説等を覚えてそれを書くという形式が一般的なので、教授のこのお言葉には目から鱗でした。もちろん、オリジナルな説といっても、判例(注1)を引き合いに出しながら主張を展開していかなければならないのですが、オリジナリティ、個性を重んじるアメリカの伝統が法学教育にも出ていると感じました。(注1:米国はコモンローの国なので、大陸法の国のように成文法ではなく判例の積み重ねで発展してきたため。)
Self-scheduled という試験は、自宅にてオンラインでイントラネットにログインして、一定の期間以内の好きな日に試験を受けるものです。時間は決められていて、いったん、ログインしてから一定時間内(例えば、24時間以内)に、試験を受けるのです。
また、レポート形式もあります。

ロースクールのウェブページには、学期の授業内容が発表される日に、試験日や試験形式も同時に発表されます。

J.D.の一年生の場合は、最初の学期(秋学期)だけは、合格か不合格がつくだけで、優良可というような成績は実はつきません。成績がつかないといっても、みな、冬休み中、帰省先でしっかり勉強している様子でした。