3月24日に、前回こちらのブログでもご紹介したとおり、イェール大学で、震災に関するイベントが3つ行われました。
「震災に関するシンポジウム」では、イェール大学をはじめ、ハーバード大学、東京大学の教授・専門家から、地質学、政治経済学、防衛・危機管理、原発に関する分析等、様々な観点から講演がありました。米国、日本をはじめいろいろな国の人150名以上が集まり、今回の日本で起きた大震災と日本の今後について、皆で考える機会となりました。
シンポジウムの後、スターリング・メモリアル図書館前の広場に移動し、60名ほどの参加者がそれぞれろうそくを持って、皆で今回の日本の大震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈りしました。
スピーチやバイオリン演奏も行われました。その晩はニューヘイブンでは氷点下で、手袋をしていないと凍るような寒さでしたが、被災地の方々が雪の厳しい寒さの中で今ずっと頑張っていらっしゃるのだと思うと心が痛みました。
その後は、学生寮の食堂に移動し、"Hope for Japan"というイベントが行われました。日系アメリカ人の学生たちが企画したイベントです。入場料として5ドル(或いはそれ以上)、Hope for Japanと書かれたTシャツを10ドルで販売、ニューヘイブンのレストランからケータリングしたディナーの食べ放題、くじ引き、学生による歌、折鶴等の盛り沢山の企画で、$5,000 以上の寄付金が集まり、入場料を含め全額が、 Yale Relief Fundを通して、Red Cross for Japan reliefに寄付されました。
当日のイベントについては、イェール大学のデイリー・ニュースでも取り上げられましたので、詳細は下記をご覧ください:
http://www.yaledailynews.com/news/2011/mar/25/campus-rallies-japan/
また、シンポジウムについては、議事録とビデオが公開されることになりましたら、こちらのブログにもリンクを貼ります。
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