2011年11月10日木曜日

アメリカでのドル建てのクレジットカード


これは基本、アメリカでのクレジットヒストリーがない限り、渡米後すぐには作れないはずです。
このクレジットヒストリーは、アメリカの住民になって、色々なところでお買い物をすることで、どこかに記録されます(どこかは大事でないので覚えていません)。たぶん、海外旅行で使ったりした分は履歴に残らないと思います。
しかし、アメリカで給料を手にする場合は基本ドルですし、日本から円をアメリカの銀行に送金して使いたい場合はドルなので、ドル建てのクレジットカードが欲しくなります。もちろん、クレジットカードでなく、デビットカードなら銀行のキャッシュカードがその機能を果たすので、すぐに作れますし、初めは重宝するかもしれません。

アメリカでドル建てのクレジットカードを作るための日本人向けのサービスとしては、ANAやJALのドル建てのクレジットカードがあります。これらは将来的にどのくらいマイルを有効活用できるかに、お得かどうかが全てかかっています。調べたり、周りの人に聞いてみればすぐにわかるのですが、意外とマイルの有効活用は難しいですよね。

っと、ここまでは、色々な留学情報に載っているでしょう。

今回あえて記事にしたのは、なかなか日本語では手に入らない、その先の情報です。

いつになったらアメリカのドル建てのクレジットカードがアメリカで作れるのか!
これは大体6ヶ月くらいと考えていただければ良いと思います。
私も入国後1カ月で、Costcoでメンバーになる時に、アメリカンエクスプレスカード兼用のCostcoカードがお得だったので、それに入りたかったのですが、やはりダメでした。そこで、6カ月位待ったところ、カード会社の方から案内が送られてきて、ようやく入ることができました。この時の案内の送付は、初めに申込書を送ったときの住所などの情報をもとに送ってくれたようです。年会費が高いイメージがあるかと思いますが、Costcoのアメリカンエクスプレスカードは本当にお得だと思います。ファミリーで暮らしている人には、Costcoというお店自体がすごくお勧めです。ちなみに、CostcoのアメリカンエキスプレスカードのCash Rewardは毎年一回、2月頃締めで、Cash(具体的にはお店で使えるCheck)が送られてくるのは4月頃だった気がするので、アメリカ滞在期間が短い方はタイミングが大事です。上手く入れることをお祈りしております。

あとは、Bank of Americaのクレジットカードもお得です。特に、入会後初めの6ヶ月(ある一定期間、カードによって違う)は1%でなく3-5%のキャッシュバック(Reward)が付きます。1-2年で帰国の予定の人はとても得した気分になるPromotionですよね。Bank of Americaのカードは年会費も入会金も無料なので、入れれば入っておくと良いでしょう。ちなみに、どこの銀行もこのようなタイプのクレジットカードを発行していますが、Yaleでは口座開設のしやすさからBank of Americaを利用している日本人が多いと思います。

念の為のお断りですが、ここでのカードのお勧めなどは個人的なお勧めなので、実際にお得かどうかよく検討・確認してから入られて下さい。

以上、お得情報でした。

2011年10月21日金曜日

自動車の購入

ブログのメンバー皆が次に何を書こうか、あれこれ考えているところかと思います。
nikonikoさんが一生懸命頑張ったあとで、記事を追加しにくいこともあるかと思い、あえて投稿しました。
コメントも少ないので、少し盛り上がるような話題にしました。
追随する記事が出てくれば、と思います。

今回は、車の購入についてです。
これはアメリカに永住する人(家を買う人)を除けば、一番の大きな買い物だと思います。

買わないという選択肢もあると思います。その場合は、渡米前に国際免許証を手に入れることで、レンタカーで必要な時、あるいは楽しみたい時だけ、ドライブできると思います。
出費としては大きくなるのですが、車を持っていると良い事がたくさんあります。

そこで、車を買う場合の手段について、まとめたいと思います。
ちなみに、車を買うまでの流れも、留学のセットアップでは一番の大きな苦労だと思いますが、これは様々なところに情報が載っていますので、今回は割愛させていただきます。

車を買うには単純に2つの選択肢があると思います。

新車、中古です。
3年前に留学準備で車の購入の情報を調べていた時は、有利だと言われていたのは断然新車でした。
アメリカでは中古車の値段が高いので、高いまま売れて、車のトラブルもほとんどないからです。ちなみに、日本では中古を買っても車のトラブルはほとんどないと思うのですが、こちらでは深刻なエンジントラブルなど多々おこります。これは、こんなトラブルがあった人がいるらしいよ、のレベルではなく、身近な人から実際の恐ろしい車のトラブルを聞かされるレベルです。
ということで、新車は初期投資が高いけども、最終的に売って帰るのなら安全で得なのか!?ということですが、ここにNew Haven、コネチカット及び、最近の経済事情ならではの落とし穴もあります。
New Havenに来るとすぐにわかるのですが、治安はすごく悪いです。全米でも犯罪率(件数ではなく、率)はトップレベルです。車の事故、いたずら、窃盗なども頻繁に起こります。すなわち、新車を日本の新車レベルで保つのは容易でないということです。さらに、経済事情としてはここ2-3年で、円高が20-30%程度進行しました。よって、高く売れる保証がなく、円高が進めば元値が高い分の損失の割合も大きくなるわけです。
というわけで、2年半過ごした私の現在の見解は、買うならば古過ぎない(3-5年の落ちの、価格の下落が落ち着く時期の)中古が良いのではないかと思います。中古5年物を中古7年目で売るなら、ほとんど値は下がらないのではないでしょうか?

ただ、もう一つの選択肢としては、あえて2年以内くらいの期間が決まった留学なのであれば、正規ディーラーで新車を長期レンタルするという方法があり、個人的にはこの選択肢は上記の中古の選択肢よりも良いと思います。このレンタルはいわゆるレンタカーのレンタルと違います。実際の価格を調べても、為替の影響を考えなくても良い点でも、価格として納得ですし、車の品質もグレードの高いものを安全に借りられると思います。最後に売って帰るという苦労が伴わないのも大きな魅力です。
ただし、これに関する情報、経験談などは、現在まで、日本語ではほとんど目にしたことがありません。誰か経験者がいれば、情報提供頂ければと思います。

以上、車の所有に関する情報でした。
メンバーからの追加情報をお待ちいたしております。

本ブログのメンバーが10人ほどいるので、月に一つ話題提供して行けば、それなりの情報量になるのではないかと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

2011年9月20日火曜日

本ブログは新しいメンバーの方々により継続します!

ご無沙汰しております。

本ブログを昨年(2010年)6月にスタートさせた、発起人の「nikoniko」です。

私自身は帰国してしまいましたが、有難いことに、その後、本ブログを継続していって欲しいというご要望を数多くいただきました。

これまで複数の執筆者により、イェール大学やニューヘイブンに関する情報が多く集まりました。
せっかくあるプラットフォームなので、これを利用して今後も、ニューヘイブン、イェール大学にいらっしゃる方々に、執筆を継続していっていただければ、この上なく嬉しく思います。

現在、イェール大学にいらっしゃる方々に、ブログの管理者を引き継がせていただきましたので、今後は、ニューヘイブンその他近隣のコネチカット州にいらっしゃる皆様で、新しい情報をどんどん投稿いただき、ブログを盛り立てていっていただければ幸いです。

2011年8月31日水曜日

本ブログ卒業のご挨拶(nikonikoより)

本ブログは、当初、私(nikoniko)が昨年6月半ばにニューヘイブンに来て、1年間の活動を記録しようと思い、個人的な日記としてスタートしました。


その後、私自身、もっとイェール大学やニューヘイブンに関する情報を知りたい、他の方と情報共有をしたい、という思いから、友人に声をかけ、何人かの方に執筆者として加わって頂き、執筆にご協力頂きました。


沢山の方に読んで頂けるようになり、今では御陰様で、ビュー(view)数が延べ26,600人強になりました。2/3はアメリカから、1/3は日本からアクセス頂きましたが、そのほか、ドイツ、韓国、カナダ、イラン、イギリス、イタリア、シンガポール、ウクライナ、ルーマニア、インドネシア、インド、ネパール、中国、オーストラリア等々、世界中から見て頂き大変感謝しております。


いろいろな方から「ブログ読んでいますよ!」と言われると、とても嬉しくなり、ますます頑張ろうという気持ちになりました。


ブログを書くことによって、多くの情報を皆様から提供頂いたり、様々なことにアンテナをめぐらせるようになりました。


11ヶ月のニューヘイブン滞在はあっという間でしたが、御陰様で大変充実した期間となりました。



今年5月末に帰国してからも、個人的に記録しておきたいことや皆様にお伝えしたいことについて、記事をいくつか更新しましたが、2010年度の学業年度(2010-11)最後の日である本日をもって、私nikonikoは本ブログの執筆を終了致します。

本ブログの執筆にご協力頂いた皆様、コメントをお寄せ頂いた皆様、読者になって下さった皆様、情報をご提供頂いた皆様、私の稚拙なブログ記事を読んで下さった皆様、この場を借りて御礼申し上げたいと思います。どうもありがとうございました。


明日からは、いよいよ新学業年度(academic year)。


皆様のご健勝とご多幸をお祈りしております。
またどこかでお会いできる日を楽しみにしております。


それでは、ごきげんよう。



追伸:ちなみに、ブログの左上に、本ブログ内の「検索機能」も追加しましたので、過去のブログ記事をキーワードで検索し易くなりました。少しでもご参考になれば幸いです。(^0^)/





卒業式




今年5月23日(月)に第310回(2010年度)イェール大学の卒業式(Yale 2011 Commencement)がOld Campusにて執り行われました。

前日のClass Dayには毎年著名人が講演に来ます。前回の講演者は、ロースクール卒業生のクリントン元大統領。今年はハリウッド俳優のトム・ハンクスだったようです(私はその講演を逃してしまいましたが…)。




5月23日朝は、生憎の小雨。



午前中は、それぞれのカレッジや大学院スクールで、集合して、10時半から12時までOld Campusにて授与式。10時半には雨もいったんあがり、家族席から、卒業生がそれぞれのカレッジやスクールの旗を掲げて行進(入場)してくるのを見ていました。カレッジやスクールによって入場入口が違いました。







見ていて面白かったのは、各スクールによって、ガウンの線の色が違うほか、キャップ(卒業式の帽子)の上のデコレーションが違うのです!





FESでは、キャップの上にぶどう等農作物の飾りをつけていました。






これら卒業生のキャップとガウンは、今年から貸出ではなく、40ドル程度で購入できるようになったようです。やはりガウン姿はかっこよくていいですね!





イェール大学のマスコットであるブルドッグも堂々と入場してきました。




博士号取得者には、ラテン語で卒業証書が読みあげられていました。

その後は、各カレッジやスクール毎にそれぞれの中庭等で授与式や昼食がありました。




雨ではありましたが、イェール大学の歴史と重みが感じられる卒業式を間近で見ることができて感動しました。




2011年8月30日火曜日

ハンバーガーショップ「Five Guys」




帰国直前のある日、私に、「日本に帰る前に、どこに食べに行きたい?連れて行ってあげる!」と言う研究仲間であるアメリカ人の友人に、私は、「とてもアメリカンなところに連れて行って欲しい!」と答えました。


そしてそのアメリカ人の友人(69歳!)が連れて行ってくれたのは、Five Guys- Burgers and Friesというファーストフードのハンバーガーショップ。ニューヘイブンに長年住んでいる彼女曰く、ここが、彼女が思う一番アメリカらしいところなのだそうです。マクドナルドやバーガーキングはよくありますが、ファイブ・ガイズは知りませんでした。なので、私にとっても初めての場所。


定番は、普通のハンバーバーガーかチーズバーガー(最近はベーコンバーガーもあるようです)。小さいサイズ(といっても日本のバーガーのふつうサイズ位)をご希望の方は、Little Hamburger、Little Cheeseburger等もあります。そしてfries(日本でいうフレンチフライ)を注文。friesは茶色の紙袋(lunch bag)にどっさり入ってきます。その中に直接、ケチャップを流し込む…(という人もいます)。ピーナッツは食べ放題。これにコカコーラを注文。


わぁ、これこそ、アメリカーン!と思い、楽しくなりました。


ハンバーガーも素朴な味がしておいしかったです。




参考:上記Five GuysのリンクをクリックするとFive Guysのお店のリンクに飛びます。そこにzip codeを入力すると最寄の場所が表示されます。


イェール大学・大学院の食堂

今回は、教員や学生の友人に連れて行って頂いた大学の食堂についてご紹介致します。
大学生・大学院生であれば、IDで入れますが、家族の方も、現金を払えば食べることができます。

〇Silliman College
レジデンシャル・カレッジの中でも、食堂がベストと言われているところ。特に、サラダが新鮮と言われています。私も行った食堂の中では、一番バラエティに富んでいておいしいと思いました。

〇Saybrook College
素敵な中庭を通っていくと、明るく開放的な雰囲気で、なかなかよかったです。


〇Trumbull College
夏季休暇中は、サマースクールに短期留学している学生が宿泊するカレッジ。昨年度のサマースクールに来ていた留学生が食事に招いてくれ、食堂で夕ご飯を食べました。夏の時期だったせいか、アイスクリームが格別おいしく感じました。

〇Commons
学部生も大学院生も、いろいろな学部出身の学生が集える場所。昨年度は私も数回こちらで食べましたが、実は今年3月のニューヘイブン衛生当局の検査基準をクリアできず衛生改善指導があったようです(詳細はこちら。もう一つの記事によると、健康には問題ないそうですが)(注1)。それを受けて、その後は改善していることと期待します。ここでは、各種スクールの同窓会も行われます。昨年度は、ロースクールのダンスパーティーPROMもここで行われました。 昨年の学業年度末に、コモンズのディナーについては、翌年(2011年)度秋には終了予定というニュースがありましたが、今年5月に学生たちがそれに対して抗議をしたようです(詳細はこちら)。その後は結局どうなったのでしょう?
注1:その他のニューヘイブンのレストランに関する衛生検査結果のリストはこちら。リストの中で結構行っていたレストランもあり、ショックを受けましたが…。

〇Hall of Graduate Studies (HGS)
大学院生の寮。ハロウィーンや感謝祭(サンクス・ギビング)等のイベントの際は、イベントにちなんだ料理が出されます。