短期間でしたが、お世話になったエール大学を後にしました。最後の記念に、たまたま行われていたグリークラブの150周年というコンサートを聞きに行きました。とても素晴らしい演奏だったのと、歴代のメンバーが勢揃いしてのコンサートに居合わせて、感じたこと等々をご参考までに投稿します。
コンサートの開催されたホールは、大学の講堂であるWoolsey Hall。このクラッシックで荘厳なホールは1901年に大学創立200年を記念して建てられたとのことで、建築、内装による音響効果の素晴らしさを体験するだけでも一見の価値あり。ちなみにこのホールにあるパイプオルガン「Newberry Memorial Organ」はなんと世界一大きいものの一つだとか。先日のグリークラブの演奏会でもその音色を聞く事ができました!
伝統あるGlee Clubをはじめ、全米で4番目に古いというNew Haven Symphony、また日本人指揮者で著名な島田俊行氏が音楽監督のYale Symphony Orchestra、 またYale Bandの拠点ということで、定期演奏会も開かれていますので、プログラムによってはパオプオルガンも聞けるのではないかと思います。特に日本人としては、島田氏は、現在アメリカのメジャーなオーケストラの音楽監督として活躍する唯一の日本人とのことで、身近に聞けるチャンスです!
これまで学生のクラブ活動のコンサートに行ったことがなかったのですが、なかなかレベルが高くて十分楽しめるのと、何と言ってもアイビーリーグの大学の独特の愛校精神あふれる雰囲気は、こちらに滞在しているからこそ味わえることだな、と実感しました。
イェール大学には、Music School、Drama Schoolなど文化的な学部も充実していますし、変わったところでは Divinty Schoolの宗教音楽学部もあるので、日曜日の教会のサービスでも素晴らしい演奏が聞けるので気軽にのぞいてみるのも良い経験になると思います。
もちろんスポーツチームの応援に行くのは、こちらではとても一般的な娯楽でもあり、スポーツゲームは学生たちも盛り上がるので楽しい雰囲気を味わうには最適!今年は男子アイスホッケーが全米ナンバーワンになっているという快挙で、大学中が盛り上がっているので、応援に出かけると楽しいと思います。
ニューヘイブンにいる間に、時間を見つけて学生気分で盛り上がるのも良いのではないでしょうか。